2017.04.13

PHILOSOPHY

世界初 全ての犬猫の不妊去勢手術"無料"病院が開設

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平成27年度の犬猫の殺処分数
犬:15,811
猫:67,091

 

「保護猫カフェ」や「譲渡会」など、動物たちの命を救うための活動は広く世間に知られつつあるが、依然として人間の都合で殺されていった命が存在する。

 

NPO法人ねこけん様

 

こうした現状に、「このままでいいのか?」と立ち上がった人々がいる。

 

練馬区を拠点に猫の保護活動を行っているNPO法人ねこけんは、飼い猫も野良猫も、飼い犬も野良犬も、全ての犬猫が”無料”で不妊去勢手術を受けれる病院を開設した。全ての犬猫が”無料”で手術を受けれる病院は、世界初である。

 

現在、猫ブームの裏側で大きく問題となっているのが、「多頭飼育崩壊」だ。

 

癒されるから、保護するつもりで野良猫を拾ったりなど、安易に猫を飼い始める人々が不妊去勢手術を怠たり、どんどん猫を繁殖させてしまうことで起こる。猫30匹で1ヶ月に食べる餌の量は、60kg。餌代だけで家計は火の車になる。掃除も行き届かなくなるため悪臭を放ち、「ゴミ屋敷」のように家が壊れてしまう。そして、劣悪環境で病気になったり、近親交配のために障害を持って生まれてくる猫が悲鳴を上げる。

 

オス10,000〜20,000円、メス25,000〜35,000円。最初の手術代が出せないために起こってしまう「多頭飼育崩壊」。

 

野良猫たちも、交通事故の危険性や、大量に繁殖することで糞尿被害で住民から虐げられ、虐待を受けたりなど不幸な結末が待ち受けている。

 

これ以上、不幸な命を増やしてはいけない。そのためには、無料で不妊去勢手術を受けれる病院を作るしかない。そう考え、「ねこけん」は実行した。

 

NPO法人ねこけん様

 

病院経営のランニングコストは、「ねこけん」の理事長である溝上奈緒子さんが経営する会員制のペット用品ショッピングサイトで補填し、病院開設に必要な医療機器や内装工事は、クラウドファンディングで募ったところ560名もの方から目標金額以上の支援が集まった。支援してくださった方々の想いに絶対に応えると溝上さんは誓う。

 

NPO法人ねこけん様

 

溝上さんが愛護活動に携わろうと思ったきっかけは、大学生の時だった。留学先の中国蘇州で、ペットショップへ卸す市場へ出向いた。そこでの動物の扱いの悲惨さを目の当たりにし涙を流した。今後絶対に動物愛護の活動に関わろうと決心したと言う。

 

愛護活動は辛いの一言で済まされないほどの、悲惨な現場が多い。涙を流しながら、猫を保護したこともあるという。それでも活動を続けられる原動力はその時の決意だそうだ。

 

NPO法人ねこけん様

 

命、ということにこだわってほしい

 

安易に飼ってしまう、安易に手放してしまう。口がきけない弱い生き物だからこそ、もっと犬や猫のことを考えてほしい。溝上さんは繰り返す。

 

この病院を皮切りに、こうした病院が増え、殺処分という言葉そのものがなくなってほしい。ねこけんの新しい取り組みに注目が集まる。

 

NPO法人ねこけん

http://nekoken.jp/



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