2017.05.19

PHILOSOPHY

日本最大の離島”佐渡”で映画を観る「Cafeガシマシネマ」

  • facebook
  • Twitter
  • Line
  • facebook
  • Twitter
  • Twitter

新潟県の西方約45kmに位置する、日本最大の離島”佐渡島”。
島の面積は約855平方km。東京23区(約628平方km)がすっぽりとおさまるサイズだ。島には約59,000人が住んでいる。これは東京23区の人口(約9,385,000)の160分の1にあたる。
 
佐渡島には映画館が無い。
 
かつては複数の映画館があり、人々を楽しませていたが、1980年代を最後に全てなくなってしまったという。
 
と言っても、TSUTAYAでDVDを借りることは出来るし、(佐渡には蔦屋書店が1件ある)何よりNetflixやHuluをはじめとするオンラインサービスの台頭によって映画館に行かずとも映画を楽しめる環境は整いつつある。それに呼応しているのだろうか、映画館は純粋に映画だけを楽しむ場としてではなく、4DXやMX4Dといったアトラクションのような機能を備え始めた。映画自体がそうした機能を持って制作されるようになったとも言えるかもしれない。
 
ミニシアターも大型シネコンも、台頭しつつあるオンラインサービスも全て異なるニーズによって支えられている。あまり知られていない監督の映画や、過去上映されたコアな作品は、ミニシアターで。話題の新作をいち早く目にしたい、全身で映画を感じたいならシネコンへ。時代の変遷に伴ってニーズに偏りが表れることは必然的ではあるものの、単なる栄枯盛衰では片付けられないだろう。
 
 
cafeガシマシネマはそういった状況の中、佐渡で唯一映画を楽しめるカフェとして、2017年4月2日にオープンした。
経営者の堀田弥生(ほったやよい)さんは「映画を楽しむ”カフェ”というスタイルにすることで、人々の交流の場になって欲しい」と語る。

 
 

カフェの様子を見てみよう

 
こちらが入り口。緑色に塗られた木の扉が可愛らしいデザイン。

 
広い庭には流木や苔、花が植えられ、趣のある空間に。こちらはなんと全て手作り!材料集めが大変だったそう。

 
サイズも形も様々なイスと机が並べられており、好きな場所でくつろぐことが出来る。

 
かつて佐渡で活躍していた35mmカーボン式映写機。カフェ内には他にも過去に使われていた映写機や資料が展示されている。

 
 
東京で消耗している人にもしていない人にも、オススメしたい島「佐渡」。ネットがあればどこでも仕事が出来ると言われても、移住となるとハードルはぐんとあがる。今すぐにとは言わずとも、旅行を楽しむついでに近い将来の生活に思いを馳せるのも悪くないかもしれない。
 
 

Cafeガシマシネマ
住所:新潟県佐渡市相川上京町11
TEL:0259-67-7644
定休日:月・火
平日:10:00~16:00
土:10:00~
日:上映時間により異なる。詳細はHPに。
  
http://gashimacinema.info/

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

twitter

newStroyの最新記事をお届けします

  • facebook
  • Twitter
  • bookmark

友達にシェアしよう!

  • facebook
  • Twitter
  • Twitter
  • youtube

MORE