2017.07.24

PHILOSOPHY

世の中の既成概念に一石を投じたい「大人のトラウマ」サディスティックサーカスとは?

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サディスティックサーカスは「真夜中の巨大な見世物小屋」をテーマに開催されているイベント。「大人のトラウマ」、「この日にあったことを口外してはならない」の文字が並ぶ告知ポスターには、20歳未満入場禁止の文言も。国内外から斬新な身体パフォーマーが集まり、毎年本格的なサイドショー、大道芸、ダンスミュージカル、ちょっと過激なフェティッシュショーなどジャンルを超えたパフォーマンスが繰り広げられる。
 
今回はサディスティックサーカスの団長に、イベントの醍醐味や次回(9月9日)公演に向けた思いを語っていただいた。記事の中では過去開催時の写真も特別にご紹介。
  
  

真夜中の巨大な見世物小屋とは

   
ーーサディスティックサーカスはいつから開催されているのでしょうか。
   
2002年から始めたので今年で15年目になります。国内外問わず津々浦々からからこのイベントのためにやってくるような根強いファンも多くいます。
   
ーーどんなイベントなのでしょうか。
   
一晩中ひっきりなしに登場する12組のパフォーマーたちが、刺激的で珍しいパフォーマンスを立て続けに繰り広げるエンターテイメントイベントです。出演者の方々には自由に表現したいことを披露してもらいます。その姿勢は2002年から貫いています。
  
ーーイベントを始めたきっかけは何でしょうか。
   
(2002年)当時も今もそうですが、サディスティックサーカスのようにオールナイトの特有の心の高揚感に包まれながら、お客様がフロアで踊ることなく、純粋にパフォーマンスをだけを楽しむショーイベントはなかなかありませんでした。その中で、「自分が真に面白いと思う演目が走馬灯のように駆け巡る、移動式サーカスのような刺激と興奮に満ちたナイトイベントが観たい」という思いから立ち上げました。終演後には「すごいものを見てしまった」、「元の自分に戻れない」、「来るんじゃなかった」と言っていただけることが本当に嬉しいです。一夜にしてこれまでの価値観が180度ひっくり返る感覚は、なかなか体験できることではありませんからね。
   
ーーパフォーマーの方はどのような基準で選んでいるのでしょうか。
   
ダンスや歌もあれば、アーティスティックなショーもある。演目同士の化学反応のような効果もあるので、ルールにはとらわれません。パフォーマーたちも、我々のコンセプトである「真夜中の巨大な見世物小屋」に合う構成で、最高潮の感動や興奮を伝えようとあの手この手でようと挑んできます。言ってみれば演目と観客との真剣勝負。出演者も観客も勇気が必要なイベントだと思っています。
 

 
ーー観客はどのような層が多いのでしょうか。
  
20〜70代まで幅広いお客様がいらっしゃいます。男女比でいうと女性の方が多いくらいでしょうか。一人でいらっしゃる女性もとても多いです。好奇心旺盛な方や、アートが好きな方をはじめ、「何これ、ちょっと面白そう」という形でひょっこりチケットを取ってこられる方もいらっしゃいます。休憩中の喫煙所では「明後日会社だよ、気持ちがちゃんと現実に戻るかな」なんて声も聞こえてきます。社会人として普通に働き、毎日の日々をそれなりの日々を過ごしているけれども、心のどこかで、何か新たな刺激を渇望している方も多いと聞きました。本当にたくさんの動機やきっかけから、幅広いお客様にイベントに参加いただいています。
  

  
ーーこれまでイベントを続けてきて大変だったことはありますか。
  
それはありません。強いていえばイベントがオールナイトなので、朝早くから準備して翌日の朝には撤収という流れは少し辛いです(笑)それでも毎年続けてしまうのはお客様の喜びがあるから。夜更けから夜明けまで続くショーは圧巻です、やりがいのあるイベントだと思っています。世の中の既成概念に一石を投じたいという思いで続けています。
  

今後に向けて

  
ーーイベントを継続するにあたって大切にしてきたこと、これから大切にしたいことは何でしょうか。
  
自分が見たいもの、興味があるものに忠実に貪欲になることでしょうか。何かに媚びてしまっては、私が本当に伝えたい感動はお客様のもとに伝わらないでしょう。感性のアンテナをフル稼動させて、次なる昂揚の原石を探し続けています。
  
一晩で終わってしまうイベントなので、お客さんによっては「現実に戻りたくない」という人もいますが、それもまたこのイベントの良さだと考えています。海外の移動式サーカスのような、跡には何も残らない寂寥感を現代のお客様にも味わっていただきたいです。
  
ーー9月のサディスティックサーカスに向けての意気込みなどお聞かせください。
  
今回はノルウェーからPAIN SOLUTION(ペインソリューション)という3人組のパフォーマーが来日予定です。彼らは超人とも言える肉体の持ち主で、日本ではなかなか見ることができない本場のサイドショー(見世物芸)をお楽しみいただけます。他にも海外から華やかな空中パフォーマンスを見せる女性ユニット「Carousel(カルーセル)」が出演します。彼女たちはエアリアルという空中舞踊で、回転木馬にインスピレーションを受けたノスタルジックで美しいショーを披露します。また、ソロでもバーレスクダンスなど、大人向けの演目もお披露目する予定です。
 

 

 
切腹ショーやダンス、大道芸、さらにはジャンル分け不可能な様々なパフォーマンスをご覧いただけますが、これらをどう受け取るか、解釈するかは、お客様次第なので、どうかリアルな場で絶妙なバランスを楽しんでもらえたらと思います。どのパフォーマーも人を喜ばせよう、幸せにしようという部分に重きをおいて活動しています。今まで見えなかったものを認識する面白さがあるのではないでしょうか。
 

 

終わりに


 
予定調和に切り込み、非日常を作り出すサディスティックサーカス。「斜に構えている人にこそ見て欲しい」という団長の不敵な笑みがイベントへの期待を高める。
 
次回開催は9月9日(土)ディファ有明で23時より開演。もちろん場内の撮影・録画は禁止だ。残暑も吹き飛ぶ深夜の有明に繰り出して、人生を見つめ直す週末を。
 
 

サディスティックサーカス
チケット詳細は公式HPへ

 
 
All photo by SADISTiC CIRCUS

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