2017.09.08

INSIGHT

「わらアートまつり」 新潟市西蒲区×ムサビ学生による巨大な稲わらアートがすごい!

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新潟県新潟市西蒲区で10年前から開催されている「わらアートまつり」が9月2、3日に開催された。まつりでは「稲わら」を活用した巨大なアート作品が制作され、地域の特産品を販売するコーナーやワークショップなど様々なイベントが行われる。わらアートの制作は西蒲区(旧岩室村)と以前から交流のあった武蔵野美術大学が協働で進めており、今年も学生たちによる作品が会場である上堰潟公園(うわせきがたこうえん)に展示された。
 
今年の作品テーマである「10×獣」に沿って制作された5つの作品はこちら。
 

-「ライオン」全長10m×高さ5mの歴代最大規模の作品。

 

-「ワニ」三つ編みのわらで表現した鱗が特徴。中に入ることができる作品

 

-「ゴリラ」背中やお尻など身体のパーツに魅力が感じられる作品

 

-「ウシ」ひづめと身体のカーブにこだわった作品。

 

-「サイ」三つ編みで皮膚の凹凸感を出している。大柄な身体に小さな耳のコントラストが絶妙。

 
躍動感のある動物たちが並ぶ様子は圧巻。屋外展示ということも手伝ってより迫力のある作品になっているのではないだろうか。
 
わらアートまつりの運営に携わった武蔵野美術大学2年生のの熊谷さん、今富さん、小沢さんへのインタビューは以下。制作にあたって苦労したことや、来年に向けた思いをお話いただいた。
 
 
ーー今年は何名の武蔵野美術大学の学生がわらアートまつりに参加したのでしょうか?
 
今富さん(以下今富):今年は44名の学生が参加しました。
 
ーーテーマ決めからアイディア出しなど、制作期間はどのくらいでしょうか?
 
今富:4月にメンバー決め、5月の始めにアイディア出しが始まって、制作する作品テーマは大体7月に決定しました。班ごとに集まって話し合いをするなどして制作を進めていきます。
 

 
ーーどういった部分に魅力を感じてわらアートまつりに参加しようと思ったのでしょうか?
 
今富:私たちは昨年のわらアートまつりに参加しているのですが、入学した直後に「何かしらに参加したいな」という思いがある中、たまたまポスターが貼ってあったのを見て楽しそうだと思い参加を決めました。昨年のまつりの最終日に今年の代表として指名していただいて1年間活動を続けているという形です。
 
熊谷さん(以下熊谷):大学では個人で制作することが多くて、なかなかみんなで協力して1つの大きな作品を作るという機会がないのですが、そういった場を提供していただけるということで参加を決めました。
 
小沢さん(以下小沢):私も似たような内容ではあるのですが、学生であまり金銭的な余裕が無い中で、こうした作品制作の場を用意してもらえるという部分に魅力を感じました。
 
ーーやはり普段とは異なる環境での制作は魅力的なのですね。今年実際に参加した感想や、制作にあたって苦労したことは何でしょうか?
 
熊谷:昨年は班に属して制作という形で参加していたのですが、今年はまつり全体を運営していくために、新潟の区役所の方との連携や、制作が滞りなく進められるよう計画するなど準備段階から関わっていきました。そういった面では昨年よりも学ぶことが多かったと感じています。
 
今富:(代表としての運営もそうですが、)私はSNS担当としてtwitterとfacebookを更新しているのですが、もともとあまりSNSがマメな方ではなかったので大変でした(笑)制作面では、今年はワニとサイの制作に(わらを)三つ編みにする作業が発生しました。
 

-三つ編み作業の様子。

 
熊谷:動物によって皮膚感が異なるので、鱗や毛の雰囲気を三つ編みで表現するのですが、各班の作業時間の管理などを考えるのが大変でした。
 
ーー制作面はもちろんですが、管理面での苦労も多かったのですね。来年のチームに期待することは何でしょうか。
 
熊谷:今年は開催10回目という節目の年で、運営に関してはテーマなどは打ち出しやすかったのですが、来年はまた新たに企画を考えていくということで大変なこともあると思いますが頑張って欲しいです。また、新潟以外の方にもどんどん来ていただけるようなイベントに発展していって欲しいと思います。
 
 
アート作品の制作はもちろん、公式Facebookページの管理など地域との交流を様々な角度から考える学生のパワーは、これからのわらアートまつりをさらに盛り上げていくのではないだろうか。作品の展示は10月末まで。秋の夜長に自然の中でアートを楽しんでみては?
 
 
All photo by わらアートまつり

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